永山陶磁器誦店

◆所在地/会津若松市七日町1-30
■建築物等の概要
●所有者 永山嘉伸
●建築年 大正中期頃
●構造 店蔵造
●階数 2
●設計 不明
●施工 不明

●街なみ・建築物等の由来

「桂林寺通り」の景観を形成している代表的な佳物で、現在の建物は、大正中期に建設されたものであるが、それ
以前から同じ場所で店舗を構えており、旧店舗の蔵造の写真が残っている。建設当時から陶磁滞を扱う店舗とし
てつくられ、現在にいたっている。以前は内部にタタミ敷きの部分を設けて商品を並べていたが、現在は売場内は全て上間となっている。また、最近は店舗の半分を生花店として利用している。

■街なみ・建築物の特徴

外壁が白漆喰と黒漆喰に塗り分けられた重量感のある蔵造で、建物の高さも隣接の建物よりも高く、街なみの中で
は他の建物を威圧しているような感じがする。この通りには、隣接する「化ぬりや」や通りを挟んで位置する「会津天宝酒造(株)」や「満田屋」があり、古くからの通りの景観を良く残している。

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