旧・郡山廂業銀行若松支店

■建築物等の概要
◆所在地/会津若松市大町一丁目9-8

●所有者 穴沢商会
●建築年 大正10年
●構造 RC造
●階数 2
●階数 2 地下1
●設計 不明
●施工 不明

旧・郡山廂業銀行若松支店

■街なみ・建築物の特徴

大町四ツ角、北西角に郡山商業銀行として建てられ、地下を有した建物である。東側の2階建部分は後に増築されたものである。銀行当時の1階営業室は、カウンターを介して客溜側と事務室側の床レベルが異なり、その段差は喫茶店としての現在も残されており、当時のカウンターの位置を伺い知ることかできる。

■街なみ・建築物等の由来

腰壁を石積み、外壁と柱型をタイル張りと洗い出し仕上とし、開口部には、上け下け窓、大正の洋風建築である。
内部は、その業種の用途の変化に伴い、改修が繰り返されたが、外部は東側の出入口が取付けられた他は、当時の形を残している。
博物館明治村へ移築された安田銀行会津支店、大町四ツ角に残る現滝谷建設の建物とともに、大正期に入り若松への銀行の進出ラッシュ時代を記念する建物である。

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