『令和4年度 被災建築物応急危険度判定模擬訓練』

投稿致します。

『令和4年度 被災建築物応急危険度判定模擬訓練』への協力を終えて

 

11月2日(水)表題の協力を当支部員6名にて試験体の設置(撤去共)と模擬訓練地での安全管理を担当させて頂いた。

思い出した!

2011・3・11の東日本大震災での判定実践、余震の中で被災した建物に近づき下げ振りで測定をする余裕はなかった。正確に言えば、余裕がなかったのではなく、下げ振りを下げて測定する必要が無いほどに建物の被災が顕著であった。

『建物って、こんなにもろいのか!』

『地面って、こんなに波打つの?』

『また、揺れが来たぞ、離れろ!離れろ!』

・・・・・・

東日本大震災以降に発生した地震被災への対応は、大半が現役の行政技術者の方々が行われているし、今日の参加者の方々もフットワーク良い若い方々とお見受けした。

『俺たちは11年前の様に、動けないな』これが、実感

交通網が遮断されるだけに現地まで歩いてでも行く、効率は悪いがそれくらいの体力や気力がないと務まらない作業!災害が起きない事を只々、願うばかりです。